ブログを立ち上げる際に利用するサービスの定番であるGoogle Search Console。
ColorfulBox(カラフルボックス)のサーバで設定しようとした際、TXTレコードを複数個登録できずに躓いてしまったため解決方法を展開します。
Search Consoleへアクセス
Google Search Consoleの登録画面へアクセスすると、まずは以下の画像のような選択肢が表示されます。

今回は[ドメイン]の方で設定を実施してみたいと思います。
ドメインの登録
自分のサイトのドメインを入力してください。
このブログの場合はnogut.netです。入力して[続行]をクリック。

TXTレコードの確認
そうすると、DNSレコードでのドメイン所有権の確認を求められます。
早い話「あなたは本当にそのサイトの所有者かどうか証明してください」とGoogleに問われているわけです。
とりあえず、以下の画像の赤枠部分の文字列をコピーし、お次はカラフルボックス側の設定へ移ります。

DNSの設定画面へアクセス
カラフルボックスの管理画面へアクセスします。
上部タブ[ドメイン]のプルダウンから[DNSの管理]をクリックしましょう。

そうするとDNSゾーンの設定画面が表示されます。
設定を変更したいドメインの右部の[編集アイコン]をクリックし、DNSの編集画面へとアクセスします。

TXTレコードの追加
では、先ほどコピーしておいたサーチコンソールのTXTレコードを、カラフルボックス側にセットします。
以下の画面で、タイプが[TXT]の行の[RDATA]列を確認してください。
デフォルトだと右下の欄になっているはずです。

この欄には元々、以下のような文字列が入力されていたはずです。
“v=spf1 ip4:123.456.123.456 include:_spf.cbsv.jp ~all”
その末尾に、先ほどコピーした文字列を貼り付けしてください。
“v=spf1 ip4:123.456.123.456 include:_spf.cbsv.jp ~all” “google-site-verification=abcdefg123456hijklmnop789”
その際、以下の2点にくれぐれも注意してください。
きちんと内容を入力できたことを確認し[変更内容を保存]をクリックしてください。
以下の表示が確認できれば、カラフルボックス側の設定は完了です。

余談ですが、エックスサーバ等の他のレンタルサーバでは、TXTレコードを複数行登録することが可能です。カラフルボックスの場合、そういう仕様でないため、ひとつのTXTレコードに2つ以上の文字列を詰め込まないといけないのです。
わたしはここで躓きました。
DNSレコードの確認 (省略可)
Windowsマシンで利用できるコマンドプロンプトから、ドメインのDNSレコードを確認することが可能です。
コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力してください。
(青文字のドメイン部分は、適宜変更してください)
nslookup -q=txt nogut.net
コマンドプロンプト画面で見てみると、以下の画像のようになります。

それをたたくと、以下のようなレスポンスを確認できると思います。

上の画像はDNS設定前や、設定後あまり時間が経ってないときのレスポンスです。
TXTのDNSレコードとして、最初から登録されていた文字列しか確認することができません。そのため、この状態ではサーチコンソールの登録を進めることができません。
登録後、数分待つと、以下の画面のようなレスポンスが確認できるようになります。

最初から登録されていた文字列以外に、自分で登録した文字列が確認できるようになっています。
自分のドメインから、Googleの指定してきた文字列をレスポンスできるようになりました。このことで、このドメインが自分のものであるとGoogleに証明できるようになったということです。
サーチコンソールでDNS確認
最後に、サーチコンソール側でDNSレコードの確認を実施します。
サーチコンソール画面へ戻り、[確認]をクリックします。

Googleが正常なDNSレコードを確認できた場合、以下のような画面が表示され、サーチコンソールが利用開始できます。

うまくいかない場合、設定が反映されていない可能性があります。数十分ほど時間をあけてから確認してみてください。
それでもダメだった場合、文字列の設定部分を見直してみてください。
お疲れさまでした。
コメント
まさにカラフルボックスのDNS設定で「ひとつのTXTレコードに2つ以上の文字列を詰め込まないと」の部分で躓いておりました・・ 本当に助かりました。ありがとうございました!