東京オリンピックを視聴するためにテレビを買おうと考えました。
しかし、既にPC用のモニタが3枚あるのに、テレビを観るためだけにモニタ(TV本体)をもう1枚増やすのもスペース的に厳しいです。
ということで、PCでTVを観るための設備を買ってみました。
今回、一番お手軽で汎用性も高そうなXit AirBox lite (XIT-AIR50)を買ってみましたのでレビューします。
Xit AirBox lite (XIT-AIR50)の選定理由
前提条件はPCでテレビを観るです。
調べてみると、PC向けのTVチューナーはピクセラ社製が定番のようです。
ピクセラ社のPC用テレビチューナーにはいくつか種類がありますが、上述のとおり、汎用性が高くコスパが良いXIT-AIR50を買いました。
接続はLANケーブル
XIT-AIR50は、USB等でPCに直接接続するものではなく、LANケーブルでルーターに接続する仕様です。
そのため、家のネットワークに接続しているPCやスマホであれば、好きな端末でテレビを視聴することが出来ます。
ただし、XIT-AIR50には同時1チャンネル視聴までという縛りがあります。
同時1チャンネル視聴
XIT-AIR50は同時複数チャンネル視聴には対応していません。
つまり、ある端末で視聴中に、別の端末で視聴することが出来ないということです。
(同じチャンネルだと可能かもしれません)
LANケーブル接続で同時複数チャンネル対応の機器が欲しい方は、上位機種のXit AirBox (XIT-AIR110W)をお買い求めください。
ちなみに、XIT-AIR50は1万円強で買えますが、XIT-AIR110Wは1.5~2万円ぐらいかかります。
私は同時に多チャンネル視聴する機会がないと思うので、安いほうにしました。
PCI-Express接続のチューナー
USBやLANケーブル接続のもの以外に、自作デスクトップPCの筐体内に納まる製品もあります。
それがXIT-Board(XIT-BRD110W-EC)です。
以前の投稿のとおり、私は自作PCerです。
なので、自作PCに組み込めるチューナーは魅力的でした。
しかし、上述のとおりネットワーク接続のもののほうが汎用性が高いのは明らかです。
さらに、Xit-BRD110W-ECは複数チャンネル対応が前提となっているため価格が高いです。
コスパが良いのは、やはりXIT-AIR50です。
写真レビュー
以下、XIT-AIR50の簡単な写真レビューをします。
箱外観

箱の外観はこんな感じ。
箱が浮き上がった合成画像に見えますが、普通の写真ですw
中身の確認

入っているものは以下のとおりです。
- 本体
- LANケーブル
- ACアダプター
- 説明書
アンテナケーブル(テレビ線ケーブル)が同梱されていない点に注意です。持っていない方は別途購入が必要です。
本体

本体前面の写真は撮り忘れたので裏側だけです。
以下の4本の線を挿すことができます。
- USB
- LAN
- アンテナケーブル(テレビ線)
- ACアダプタ
それ以外にコメントが無いレベルでシンプルな外観です。
サイズ感としては、ルーターやONUよりも一回り小さい程度です。
LANケーブル

付属していたLANケーブルです。
普通のCAT5eケーブルでした。
特にコメントなし。
ACアダプター

12V 1.5AのACアダプタです。
これも普通のやつです。
(別売り)アンテナケーブル

上述のとおり、XIT-AIR50にはアンテナケーブルが付属していません。
なので、Amazonで売り上げが1位のやつを買いました。HORICのアンテナケーブル(HAT10-335LSBK)です。
L型コネクタ側はネジネジが無くて、ストレート型コネクタ側はネジネジがあるんですね。


設定レビュー
ケーブル接続

もう見たまんまにケーブルを挿すだけで大丈夫だと思います。
USBのところにハードディスクを接続すれば録画機能が使えるらしいですが、私は使いません。
ソフトウェアのインストール
視聴する端末に合わせてソフトウェア(アプリ)をインストールする必要があります。
こちらにアクセスし、必要なソフトウェアをインストールしてください。
私の場合はWindows用のアプリケーションをインストールしました。
チューナー機器の検索
インストール完了後、ソフトウェアを起動するとチューナーの検索が始まります。

きちんと接続できていれば、チューナー一覧に接続した機器が表示されるはずです。

チャンネルのスキャン
チューナーの設定が完了すると、地域に応じてスキャンが始まります。

スキャン完了後、チャンネルを選択すれば視聴を開始することができます。

設定完了
こんな感じでテレビの視聴ができました。
「オリンピック開幕まであと2時間」のような番組がやっていたと思います。

番組表はテレビとは別ウィンドウで表示されています。上の画像ではコンテンツが空ですが、2回目以降のアプリ起動で正常に表示されました。
まとめ
数日間利用してみましたが、今のところ画質・音質・操作感、すべてに満足です。
Amazonレビューを見てみると、稀にPCとの相性が悪い人がいるようなので心配していましたが、以前の投稿の構成のPCで今のところ問題なしです。
良い買い物だったと思えますので、ぜひみなさん試してみてください。
話は変わりますが、こういったチューナーが出回ってくると、家電量販店に並んでいるような、いわゆる『テレビ』という製品はジワジワと無くなっていくのかもしれませんね。
締めは雑でしたが、投稿は以上となります。
ありがとうございました。
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