なるべく大容量のマグカップが欲しいと思い探していたところ、JDC-451Cというものを発見し「コレいいな」と思いました。
大容量なだけではなく、真空断熱の機能つきです。
早速ググってレビューを調べてみようとしましたが、ひとつも見つかりませんでした。
どうやら2021年8月頃に発売されたばかりの、比較的あたらしい商品のようです。
少々不安が残りますが、ダメ元で買ってみたので自分でレビューを投稿することにします。
JDC-451
概要
JDC-451は、サーモス社(Thermos)が発売している真空断熱マグカップシリーズのうち、容量が450mlのものです。
詳細スペックやラインナップはAmazonの商品ページを参考にしてください。
カラー
カラーは以下の3種類で展開しています。
- ステンレス
- ネイビー
- ミルクホワイト
280mlや350mlのものだと、上記3色の他にもブラックやホワイト、ピンクなどのカラーから選べますが、450mlはなぜか3色ラインナップです。
選択肢は少ないですが、どれも落ち着いた色でセンスは良いと思います。
私はなんとなくでネイビーを購入しました。
外観
外観はこんな感じです。
艶消しで落ち着いた色合いです。

内部はこんな感じ。
外部のカラーとは関係なく、銀色のメッキが施されています。
底に勾配がついており、外周部より中央の方が若干深くなっています。

裏はこんな感じ。
もう1枚、[ネイビー]と書いてあったシールが貼ってありましたが、撮影の前に剥がしてしまいました。

マグカップ本体の他には、このようなフタがついています。


マグカップにフタを乗せればこんな感じです。

サイズ
実際にサイズを計ってみました。
全高は103ミリ程度です。
マグカップにしていはデカいです。

飲み物を注げる部分の有効高さは93ミリ前後といったところでしょうか。
いちばん深い中心部で計っていますので、外周部は90ミリ程度かと思われます。

カップ部分の幅は84ミリ程度。飲み物を注げる部分の有効幅は80ミリ程度といったところでしょうか。

有効高さ93ミリ(最深部)、有効幅80ミリということで、その容量は40x40x93x3.14≒467mlです。
底の勾配部分を加味すると、ちょうど450mlぐらいですね。
注いでみた
ここまでの写真だとスケール感がわかりにくいので、実際に飲み物を注いでみました。
使うのは私の好きなウィルキンソン・レモン(500ml)です。

常識的な量を注いでみると、以下の感じ。
それなりに入っているのではないでしょうか。

カップの淵ギリギリまで注ぐとこんな感じ。
500mlペットボトルを殆ど注ぐことができました。

自分で量を調整できる飲み物であれば問題ないですが、500mlのジュースやお酒のために使う場合は容量600mlの真空断熱タンブラーや真空断熱ジョッキの方が良いでしょう。
使ってみた感想
以下、使ってみた感想を雑多にまとめます。
表面の温度変化は殆ど無い
真空断熱の特徴のひとつである、以下の特徴は非常に感じることができました。
- 熱い飲み物を入れても表面がアチアチにならない
- 冷たい飲み物を入れても表面がヒエヒエにならず結露も発生しない
やっぱり真空断熱はいいなと思います。
「冷めにくい」「温くなりにくい」は微妙
一方で、以下の特徴は微妙でした。
- 温かい飲み物が冷めにくい
- 冷たい飲み物が温くなりにくい
普通の陶器のマグカップと比べれば性能は良いとは思いますが、さすがに何十分も何時間も放置していると、それなりに常温に近づきます。
あと、付属のフタを使えば、気持ち程度に温度の持続時間も長くなる気がしました。(詳細な実験はしていませんが)
可動部ゼロ・パッキンゼロは評価できる
最後に、このマグカップは可動部ゼロ・パッキンゼロなのが評価できます。
多くの真空断熱容器は、保温性・携帯性を向上させるため、可動するフタやパッキンが仕掛けられています。
これら便利ではありますが、一方で故障・水漏れの原因となることもありますし、単純に洗うのも面倒になります。
このマグカップは機能性は高くないものの、可動部ゼロ・パッキンゼロのため、比較的長く安定的に利用が可能かと思われます。
まとめ
このコップは以下の良い点がありました。
- マグカップにしては大きい450mlサイズ
- 表面の温度変化は殆どなく、結露もしない
- 可動部やパッキンが無いため、長く使える
一方で、以下の悪い点ありました。
- いくら真空断熱とはいえ、それなりのスピードで飲み物は常温に近づく
- 500mlの飲み物を丸ごとぜんぶ注ぐことが出来ない
以上です。
個人的には、500円~1,000円で中途半端に陶器のマグカップを買うのであれば、2,000円を出してこのマグカップを買うのは良い選択だと思います。
みなさんもぜひ購入を検討してみてください。
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