デジタルもアナログも好きだ。
スマートホーム化を進めた自宅にアンティークを並べる。
ヴィンテージのジャケットを纏い、Apple Wacthを付ける。
最先端のガジェットも、伝統のある工芸品も好き。
電気ケトルで沸かしたお湯を古いCHEMEXに落としてコーヒーを淹れる。
枕元で蝋燭を灯し、Kindle Paperwhiteで『伊豆の踊子』を読む。
比べる物じゃない。優劣はここにない。
デジタルとアナログの共存した空間はとても居心地が良い。
そんな生活を送っていると、本当に良い国の良い時代に生きていると常々感じる。
技術の進化は足し算ではなく掛け算だというように、時代の流れはとても早い。どんどんと便利になっていく。
情報に長け、あらゆる進化と便利を求め、それでいて懐古心も忘れない。
それが日本。
もちろん進化の弊害もたくさんあるけれど。
そんな日本だからこそ、たくさんの良いものに触れられる。
想像もしなかったくらい便利な物、古めかしくて趣のあるもの。
その経験をいろんな人に伝えたくなって文字に起こしたのがこのブログ。
買ってよかったもの、行ってよかった場所、やってよかったこと。
物やスポット、食材、映画や本まで、とにかく僕が「よかった」と感じたことを自分だけの感覚で、忘備録的にここに記したいと思う。
世間の言葉使いを見ていればわかるように、多くの動画配信サービスによって文章は廃れていく一方。
それでも文章にして伝えたい。
一時停止ボタンは無くて良い。文字が頭の中をマイペースに周り、少しずつ消化していく感覚。
そんな感覚でこのブログを読んでもらえるととても嬉しいです。
できればコーヒーやお茶でもすすりながら。
「はじめに」ということでちょっとクサめにいってみました。